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本日も調布店ブログをご覧頂き誠に有難う御座います。

今回で第3弾ですが、ご来店頂いたお客様3名様に(良かったよ

って言って頂きましたので、今回もご紹介させて頂きます・・・



父の面影

4歳になる娘が、字を教えてほしいといってきたので、

どうせすぐ飽きるだろうと思いつつも、毎晩教えていた。

ある日、娘の通っている保育園の先生から電話があった。

「○○ちゃんから、神様に手紙を届けてほしいって言われたんです」 こっそりと中を読んでみたら、

「いいこにするので、ぱぱをかえしてください。おねがいします」
と書いてあったそうだ。

旦那は去年、交通事故で他界した。

字を覚えたかったのは、神様に手紙を書くためだったんだ・・・

受話器を持ったまま、私も先生も泣いてしまった。

「もう少ししたら、パパ戻って来るんだよ~」

最近、娘が明るい声を出す意味がこれでやっとつながった。

娘の心と、写真にしか残っていない旦那を思って涙が止まらない。




父さんの宝物

三年前に親父が死んだんだけど、ほとんど遺産を整理し終えた後に

親父が大事にしていた金庫があったんだよ、うちは三人兄弟なんだけど

おふくろも死んじゃってて誰もその金庫の中身を知らなくてさ

とりあえず兄弟家族みんな呼んで、その金庫をあけることにしたんだけど
これがまた頑丈でなかなか開かないんだよ。

仕方ないから鍵屋を呼んで開けてもらうことにしたんだけど、なかなか開かなくてさ

なんとなく俺たちは子供の頃の話を始めたんだよ、親父は昔からすごい厳格で

子供の前で笑ったことも一度もなくて旅行なんてほんとにいかなかった
子育てもお袋に任せっきりで餓鬼の頃はマジで親父に殺意を覚えたよ

んで、一番下の弟が、そういうわけだからしこたま溜め込んでるんじゃねえか?

みたいなことを言い出して、その後に真中の弟も親父が夜中に金庫の前で
ニヤニヤしながらガサガサやってんのを見た 
とかいったから
俺もかなり金庫の中身に期待を抱いちゃったんだ
んで、そのときに鍵屋がちょうど「カギ、開きましたよ」といったから

ワクワクしながら金庫の前に行き、長男の俺が金庫のドアを開けたんだ
そしたら、まず中からでてきたのは、古びた100点満点のテストなんだ

それをみた一番下の弟が「これ、俺のだ!」といって俺から取り上げたんだよ
次に出てきたのは、なんかの表彰状、すると次は次男が”俺のだ”といいだして

その後にネクタイが出てきたんだ、見覚えがあるなあと思って
気がついて叫んじゃった「あ、これ俺が初めての給料で親父に買ってやったネクタイだ」

その後に次々と昔の品物が出てきて、最後に黒い小箱が出てきたんだよ
その中には子供の頃に家の前で家族全員で撮った古い写真が一枚出てきたんだ

それを見た俺の嫁さんが泣き出しちゃってさ、その後にみんなもなんだか
泣き出しちゃって、俺も最初は、なんでこんなものが金庫のなかにあるのかが分からなくて

なんだよ、金目のものがねーじゃんとか思ってちょっと鬱になってたんだけど

少したって中に入っていたものの意味が理解できたとき、その写真を持ちながら

肩震わして泣いちゃったんだ。人前で初めて本気で号泣しちまったよ
そこで鍵屋が、きまずそうに「あの、私そろそろ戻ります」とかいったんで

みんなが、はっとして涙をにじませながら「ありがとうございました」



消防士の親父

オレの親父は、消防士だった。

いつなにがあってもおかしくない仕事だから、
よく母に「オレに何かあっても、お前らが苦労しないようにはしてる」って

そう言っていたのを覚えている。

親父はとてもあつい人間で、「情熱」って言葉が大好きだった。

口数の少ない親父が、久しぶりにオレたち息子に口を開いたかと思うと、
「情熱だけは持ち続けろ」って

「何かに本気になってみろ」って

そればっかりだった。

あの日、緊急要請が入って夜中の2時頃、親父は火事現場に向かっていった。

物音に起きて、部屋のドアを開けて見た親父の背中が、
オレが親父を見る最後の機会になった。

親父は、火事で倒壊してきた建物の下敷きになって、病院に運ばれたものの、死んだ。

朝、母からそれを聞いた時、信じられなかった。

いつもみたいに、疲れた顔して帰ってきて、「母さんビール」なんて言う、そう思えて仕方
なかった。

でも、灰だらけになって眠る親父の顔を見て、一生目覚めないその顔を見て、それが現実だ
とわかった。

悲しくて、涙が止まらなかった。でも、同時に誇らしかった。親父は灰だらけでボロボロで
、もう目覚めなかったけれど、
あの日の火事では、全員救出できたそうだった。

最後まで、「人を助けるっていう情熱」を失わなかった。

他人から見ればただの一介の消防士にすぎないだろうけど、
オレにとっては、最後まで最高にかっこいい親父だった。

そんな親父の最後が誇らしくて、何故かさらに涙が溢れた。
あれから12年、オレは親父と同じ仕事に就いている。

何年も働いているが、今でも現場に向かう時は、怖い。

それでも、向かうことが出来るのは、オレがこの仕事に「情熱」を持っているからだ。

あの時、最後まで親父が持っていたように。

ありがとう、親父。あんたの背中を見ていたから今、火の海に飛び込んでいける。

怖くても足を踏み出していける。

本当に、ありがとう。誰一人死なせはしない。




いかがでしたか・・・。

このブログを打っている時はかなり涙目になっています・・・

皆様も大切な人に『ありがとう』って言って下さい。

恥ずかしいですが、サラッと言うのもカッコいいですよ・・・

私も大切なお客様に『ありがとう』って言われる営業マンになりたいと思います・・・。

それでは本日はこれで失礼致します。

レントハウス調布店 古屋でした。。。



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お客様にとって最高のお部屋が見つかるまで何度でもお付き合いさせて頂きます!
皆様との『初めまして』をスタッフ一同、心よりお待ちしております。

株式会社レントハウス
東京都調布市小島町2-51-9
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